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NEWS RELEASE march ,2006 |
マッターホルンの夢 MATTERHORN DREAMS [0406スイス・コンテンポラリー・アート・イン・ジャパン] 日本とスイス、名峰と写真を通して両国の相互認識を探る旅 |
1、展覧会内容 マッターホルン。 天空高くそびえ立つ姿は、日本人を惹きつけてやみません。 スイスの山々には日本人を魅了する力があるようですが、マッターホルンはその中でもひときわです。富士山が日本人にとって特別な存在であるのと同様に、マッターホルンにも日本人の心の琴線に触れる何かがあるのでしょうか。 その勇姿を一目見ようとはるばる出かけて行く旅行者は、それを前にして何を思うのでしょうか。 「マッターホルンの夢」は、旅行者たちが持ち帰った写真という記録を通じてマッターホルンが象徴するもの、マッターホルンに投影された日本人の夢、マッターホルンの後ろにみえるものといった『Matterhorn Dreams』をふたりのアーティスト、ユルゲン・クルーシェとアンドレアス・サイバートが解き明かしていこうとする試みです。 そこでは、マッターホルンを撮影した日本人の視線とその写真を観察するスイス側の視線とが交差します。 富士山を望む地、箱根に集まった144枚のマッターホルン。 展示の方法や場所はさまざまです。単独で、集合で。鉄道乗換駅に、蕎麦をすする横に。 観る側にも選択肢が用意されています。10の会場を網羅するのも、1箇所だけを訪れるのもすべて自由。ただひとつの共通点は、観る側は撮影者とアーティストが浮かび上がらせた日本とスイスというふたつの国の相互認識を探る旅の途上にあるということです。 2、開催期間・会場
3、作家略歴/紹介 ユルゲン・クルーシェ チューリヒ在住のアーティスト、文化研究家であり、現在チューリヒ芸術・デザイン大学の講師・研究員。芸術・都市研究の観点から、日本と西洋の相互理解に焦点をあてたプロジェクトを進めている。 アンドレアス・サイバート 東京を拠点にTimeやNewsweek等国際誌のフリーランスフォトグラファ−として活躍。フォト・エージェンシーLookatOnline創設メンバーの1人。ヨーロッパ各国と日本でエキシビジョンを開催。 4、構成 [魅惑の被写体マッターホルン] 本展の出発点となったのは2004年に行われたスイス政府観光局主催の写真コンテスト。ここに寄せられた多くの応募作品のうち、マッターホルンを被写体とした選りすぐりの作品を箱根に集めたものが、展覧会の主軸をなします。 ユルゲン・クルーシェとアンドレアス・サイバート、二人のアーティストがこれらの作品を観察し、構成し直したものをメイン会場である、箱根写真美術館および9つの協力会場に展示いたしました。会場は以下の通りです。
箱根周遊と共に展覧会をお楽しみ下さい。 [プライベート・マッターホルン] 写真家サイバートが作品提供者の自宅を訪問した際のフォト・ドキュメントを同時に行われたインタビュー内容とともに展示します。 [Web-site] 展覧会情報を網羅したWeb-siteを立ち上げます。www.matterhorndreams.com [マッターホルンの夢 カタログ] さらに、「マッターホルンの夢」カタログも現在計画中です。スイス人著名評論家からの寄稿、写真展の作品、そしてサイバートが日本の広告・雑誌・街頭に発見したマッターホルンを写しとったものから構成される1冊です。 5、入場料、開館時間等 ※ 入場料・開場時間は会場により異なりますのでご了承下さい 主会場:箱根写真美術館 開館時間:9:00-17:00(最終日16:00まで) 入館料:一般400円、中学生以下200円、6歳以下無料 箱根強羅公園大人500円/成川美術館大人1200円/ 函嶺・ふる里集蔵館大人1000円/箱根暁庵は蕎麦代 他施設は無料スペースに展示 6、主催等 主催:マッターホルンの夢実行委員会◆ 共催:箱根写真美術館◆ 企画:ユルゲン・クルーシェ/アンドレアス・サイバート/so + ba◆ 支援:スイス・プロ・ヘルヴェティア文化財団/スイス政府観光局◆ 協力:箱根登山鉄道株式会社/ツェルマット観光局/ ツェルマット登山鉄道◆ 後援:スイス大使館/箱根町観光協会/財団法人 箱根町観光公社/小田急電鉄株式会社/ 小田急箱根ホールディングス株式会社◆ 協賛:ヒ−シュタントジャパン株式会社/ チューリッヒ・インシュアランス・カンパニー◆ 会場協力:箱根湯本駅 /箱根暁庵/富士屋ホテル/彫刻の森美術館/箱根強羅公園/早雲山駅/ 成川美術館 /箱根ホテル/函嶺・ふる里集蔵館◆ |